創造力はどうして必要?子どもの創造力を伸ばす5つの方法を紹介!
- 教育
目次
「創造力」といえばどんなことを思い浮かべますか?
工作や芸術など何かを作る力をイメージする人が多いのではないでしょうか。
「創造力」は、これからの時代に欠かせない力であると言われています。
でも、「創造力ってどんな力なのか」「どうしてこれからの時代に欠かせない力なのか」実はよく分からない……
そんな人はいませんか?
この記事では「創造力」とはそもそも何なのか、創造力を伸ばすための秘訣をご紹介します!
是非最後までご覧ください!
創造力とは?
創造力とは、「自分なりの方法で新しいものを生み出す能力」のことです。
創造力は英語では”creativity”と訳されます。
日本語では想像力”imagination”と同じように聞こえますが、創造力はアイデアを考えるだけではなく、実際に作り出すという意味も含まれています。
どうして創造力が必要なの?
なぜ、これからの時代では創造力が必要なのでしょうか?
急速なテクノロジーや人工知能(AI)の発展にともなって、人間の創造力がより求められるようになってきました。
AIが発展してきて、人間の仕事は機械に取って代わられるのではないかといった声も聞かれます。
ですが、新しいアイデアを生み出すということは機械には負けない人間の強みだといえます。
創造力は、経済産業省が2006年に提唱した「社会人基礎力」の要素の一つとしても挙げられており、「新しい価値を生み出す力」と定義されています。
まさに、創造力はこれからの時代に欠かせないスキルなのです。
創造力を駆使して自分なりに問題解決に取り組むことで、社会に新しい価値を生み出すことができます。
子どもの創造力を伸ばす5つの方法?
創造力を身に付けるには具体的にどうすれば良いのでしょうか?
創造力を伸ばす上で大事なことは、ただアイデアを生み出すだけではなく、実際に行動に移すことです。
そのため「やってみる」という姿勢が大事になります。
特に、創造力は柔軟で自由な発想ができる子どものうちから伸ばすことが重要であるといわれています。
ここからは具体的に子どもの創造力を伸ばす方法を見ていきましょう!
自由に遊べる時間を作る
子どもが自由に遊べる時間を大切にしましょう。
工夫が必要な遊びは創造力を育みます。
例えば、工作、積み木、ダンス、プログラミングなどは、どれも創造力を身につけるのに役立ちます。
何よりも子どもが興味を持って取り組めることが重要です。
創造力は、子どもが自分で試行錯誤する時間が多ければ多いほど伸びていきます。
指示されたことだけをするのではなく、まずは自由に遊べる時間を通して、子どもが「楽しい」「おもしろい」と思えるきっかけを作りましょう。
五感を活用する
創造力を育むうえで五感を活用することも大切です。
目で見て考えるだけではなく、音や感触、嗅覚などを通じて脳を刺激することで創造力も鍛えられます。
食事の際に料理の調味料を当てるゲームをしたり、工作を通して実際に材料に触ってみたり、音楽を聴いたり、自然の中で遊んで香りを楽しむなどがおすすめです。五感をフルに活用することで創造力を高めましょう。
探求心を大切にする
創造力を伸ばすには、子どもの探求心を大切にすることが重要です。
子どもが興味を持ったことに取り組む機会を持ちましょう。
難しい課題に直面した場合には、すぐに答えを与えるのではなく、まずは十分に考える時間を与えます。
何が問題なのかを子ども自身が自分で考え、発見することで自然と創造力が磨かれるでしょう。
失敗に寛容になる
新しい価値を生み出すうえでは時に失敗も伴います。
失敗を通して何度も試行錯誤することによって、創造力が磨かれていきます。
創造力に溢れる有名人を例に挙げてみましょう。
発明王のトーマスエジソンは、生涯1300に及ぶ発明と技術革新を行いましたが、白熱電球を発明するまでには2万回もの実験を行ったといわれています。
ハリーポッターの作者、J.K.ローリングは第1作が発売されるまで、12の出版社に断られたといいます。
創造力を測る明確な基準などはありませんが、創造力があるといわれる有名人は、何か新しいものを世の中に生み出しているという共通点があります。
そして、新しいアイデアをカタチにするうえでは、何度も試行錯誤して失敗するという経験が重要です。
失敗するという過程の中で「次はどうすればうまくできるのかな?」と考えるようになり、創造力が発揮されます。
子どもの失敗を恐れず、アイデアをカタチにする大事な過程であると考えましょう!
意見や感想を伝える
子どもが何かアイデアや作品を生み出したら、積極的に耳を傾け意見や感想を伝えましょう。
周りからのフィードバックがあることで、子どものモチベーションアップにもつながります。
また、問いかけや、どうすればより良く改善できるのかを一緒に考えることも子どもの創造力を高めます。
例えば、親子でケーキを作っている時にトッピングを考えてもらったり、掃除をしている時にどうすれば早く掃除ができるのかな?と聞いてみたりするのがおすすめです。
フィードバックの際には「すごいね」といった感想だけではなく、「ここがおもしろいね」といった具体的な感想を伝えることによって、さらに子どもの意欲向上につながるでしょう。
その他にも、創造力を伸ばす教育として、日本でもさまざまな探求的な教育法が取り入れられています。
こちらの記事で様々な探求的な教育法を紹介していますので、是非ご覧ください!
おわりに
いかがだったでしょうか?
創造力はさまざまな方法で伸ばすことができます。そして、高い創造力は将来の可能性を広げることにもつながります。
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