「生徒一人ひとりへの愛とリスペクトを忘れない」フルマオンライン TAインタビュー#1
- インタビュー

目次
「子どもたちのやりたい!をカタチに」
それがFULMAのミッションです。
フルマオンラインでは、TAパートナーが子どもたちに寄り添い、動画制作を教えています。FULMAには、様々なバックグラウンドを持つ個性豊かなTAパートナーが在籍しています。
今回は、30人以上の生徒を担当しているあべちゃん先生に、TAパートナーの仕事を始めたきっかけや魅力、日々の授業で大切にしていることなどを聞きました。
ぜひご覧ください!
※TA=ティーチングアシスタント
まずは簡単に自己紹介をお願いします!
FULMAのあべちゃんです!
今までは、小学校で音楽の先生をしたり、保育園や学童保育、ガールスカウトなどで先生をしたりしていました!
直近では青年海外協力隊としてモンゴルに派遣され、音楽教育に関する活動をしていました。
現在はTAパートナーとして動画編集を通じて「子どもたちのやりたい」をお手伝いする仕事をしています!
TAパートナーのお仕事について
フルマオンラインのTAパートナーに応募したきっかけや決め手を教えてください。
フルマオンラインのTAパートナーの仕事は、友人がSNSでシェアしていた投稿を見て知りました。
友人の結婚式の動画を作るために編集ソフトを購入したのをきっかけに、数年前から独学で動画編集を学ぶようになりました。そこから動画制作が好きになり、現在は私自身、YouTubeへ毎週動画投稿をしています。
日々動画編集に取り組む中で、楽しさも大変さも感じつつ、段々と動画編集を仕事にできたらいいなと考えるようになりました。
しかし、動画編集を本業にするにはまだ実力も自信も足りないという状況だったときに、フルマオンラインのTAパートナーの仕事に出会いました。
子どもと関わること、何かを教えることはもともと自分の専門分野です。動画制作を子どもたちに教えるTAパートナーは、今の自分にぴったりだと思い応募を決めました!
TAパートナーを始める前のイメージと実際の仕事には、ギャップはありましたか?
まず、働く前は、子どもに動画編集を教えるのはもっと簡単なことだと思っていました。
ですが、TAパートナーの仕事をはじめてみると、子どもの作りたい動画を作るお手伝いをすることは思った以上に難しいことに気づきました...!
もともとYouTubeはよく見ていましたが、子どもたちの撮りたい動画の中には、当然自分の知らないジャンルもあります。
例えば、担当生徒の1人が「ゆっくり育てていってね」というゲームの実況の動画を撮りたいと教えてくれたときは、知らないことばかりでびっくりの連続でした!
今までに全く触れたことのないジャンルだったので、自分でも実際に実況動画を見てみて、「こんなシュールなネタがあるんだ」「こんな編集をよくするんだ」など動画の構成を勉強していました。
FULMAで動画制作をする子どもの発想力や創造力は、私の知識や予想をはるかに超えてくることがよくあります。
ある生徒に逆再生の方法を教えると、「いいこと思いついた!」とすぐに編集を始めました。
どんな編集をするのかと見ていると、ゲーム内で敵に遭遇したところから自分が倒されてしまうまでのシーンを切り取って逆再生にし、画面を白黒にするエフェクトを入れ、そこに時計の針の効果音を入れたのです。
出来上がった映像は、見ている人がまるでタイムリープしているかのような感覚になるプロ顔負けのワンシーンでした!
企画を考える際も、「普通の小学○年生が激辛な食べ物に挑戦してみた!」「マイクラ初心者!初めてのゲーム実況!」など、ただ企画を考えるだけでなく”小学生”や”初心者”だからこそ面白くなりそうな企画を考えてくれます。
他にも「二重跳びの飛び方」「折り紙の折り方」など動画では、視聴者目線にたってわかりやすく伝えるにはどうしようか考えてくれる生徒もいます。様々な視点を持って動画制作に取り組んでいる姿は、お世辞抜きにすごいことだと日々感じています。
またTAパートナーのお仕事を始める前は、業務委託という雇用形態のため、会社がどこまでサポートしてくれるのかが不安でした。
しかしいざ仕事を始めてみると、手厚い研修体制や授業内で困ったことがあっても気軽に相談できる環境が整っていて、安心して働くことができています。
TAパートナーの仕事を始めたばかりの頃、一番支えになったのは、毎月末のマンスリートレーニングの時間でした。
マンスリートレーニングでは、編集アプリの使い方についてレクチャーを受けたり、ベテランの先輩TAパートナーから授業の良かったポイントや改善できるポイントのフィードバックを受けます。担当する生徒の性格や特性にあった声がけについても、アドバイスしてもらえます。
例えばTAパートナーの仕事を始めたての頃、授業内で不登校の生徒さんが「実は学校行っていないんだ」と教えてくれた時、「あ、そうなんだごめんね」という言葉をかけていた時期がありました。
しかし、マンスリートレーニングでのフィードバックを経て、自分の中での意識も変わり「そうなんだね。それぞれのスタイルがあるよね!」と生徒さんを認めるような声がけが自然とできるようになりました。
他にも、様々な家庭環境に配慮して授業中は「お父さん、お母さん」ではなく「おうちの人」と呼ぶことも徹底するようになりました。
子どもたちの変化や成長に応じて、研修内容も日々進化しています。マンスリートレーニングなどの機会を通じて、私自身も子どもたちに負けじと成長できるようにしています!
授業について
オンライン授業で工夫していること、気をつけていることは?
iPadのボタンを押してもらうという簡単な動作一つでも、オンラインで教えるとなると簡単なことではありません。
隣にいれば、「ここだよ」と実際に指を差して教えれば済むものが、なかなか伝わらないということもあります。
そのため、指示を出すときは、身振り手振りを使う、言葉選びをこだわるなど、子どもが理解しやすいように伝えるにはどうすればいいかということを常に意識しています。
また、子どもたちの中には、自分の部屋やリビングの一角など、普段の生活環境の中で授業を受けている子もいます。そのため、授業への切り替えがうまくいかなかったり、他のことが気になって集中できなかったりすることもあります。
他にも、その日の授業をすごく楽しみにしていて準備万端な子もいれば、直前までお友達とケンカをしていて落ち込んでいる状態で授業に参加してくる子がいることも珍しくありません。
様々な状態の子どもたち一人ひとりに寄り添った授業ができるよう、子どもの様子をよく見て、話をよく聞くことを心がけています!
働き方について
フルマオンラインのTAパートナーのやりがいや魅力を教えてください。
一番の魅力は、子どもたちの可能性を広げることに直接関われることだと思います。
例えば最近の授業で、編集の伸び悩みを感じている生徒さんに、
「(編集はできるようになってきたから)次は撮影をより良くできるように頑張ろう!」
とアドバイスをしたところ、自らいろいろなYouTuberの話し方を研究してきてくれたということがありました。
見る人が聞きやすい言葉の区切り方を工夫したり、大事な部分を強調したりと、動画自体のクオリティをグッと上げていて、その子も満足そうにしてくれていました!
動画制作の授業は1対1の個別授業なので、それぞれの作りたい動画や特性に沿って、生徒一人ひとりと全力で向き合って授業ができることも魅力に感じています。
他にも、入会したての頃は動画のどこをカットするかも自信がなさそうにしていた子が、2本目、3本目と動画を作っていく中で、自然と「こうしたい!」と編集を進めてくれるようになったりと、子どもたちの充実した表情を一番近くで見られることが一番のやりがいです!
授業のある日やお休みの日の過ごし方を教えてください。
TAパートナーのお仕事では、週15時間以上の時間数が確保できていれば、好きな時間で授業ができます。そのため、他の仕事や生活スタイルに合わせてスケジュールを組んでいます。
複数の仕事を掛け持ちしている私にとって、柔軟に働く時間を選ぶことができるFULMAのTAパートナーの仕事はぴったりだと感じています。
休日は、もともと音楽が専門なこともあり、時間があると楽器を演奏したり歌ったりして過ごしています。
また、おうち時間が増えてからはボードゲームやカードゲームにはまり、家族や友人といろんなゲームをする機会も増えました。
他にも、料理することやお酒を飲むことも好きです。その日飲みたいお酒に合わせて、好きなご飯を作って、好きなYouTuberの動画や、生徒に面白いと教えてもらった動画を見ながら食事をしたりもしています…!(担当生徒と保護者にみられませんように…笑)
授業をするうえで、一番大切にしていることを教えてください!
「子どもの成長を見逃さず、とにかく褒めること」「一人ひとりへの愛とリスペクトを忘れないこと」です!!
「子どもの成長を見逃さず、とにかく褒めること」
一回の授業での成長、前回の授業からの成長、入会時からの成長など…
成長しない子どもは絶対にいないので、定期的に生徒さん一人ひとりがどんなふうに変わったのか考える時間をつくるようにしています。
子どもでも大人でも、自分の成長を自分で自覚することは難しいと思うので、
「最初は出来なかった編集ができるようになったね!」
「前に習った編集技術を早速動画で使うことが出来ているね!」
などしっかり言葉にして褒めてあげることは、大事にしているポイントです。
「生徒一人ひとりへの愛とリスペクトを忘れないこと」
親でも学校の先生でもない大人が、自分だけを見てくれる、話を聞いてくれる時間というのは子どもにとって大切な時間だと思います。
その貴重な時間を最大限良いものにするために、毎回の授業では好きなことや最近学校であったことなど、いろいろなことをコミュニケーションをとりながら、生徒一人ひとりと友達になる感覚で接するようにしています。
また、子どもたちの好きなことに対するものすごい集中力・記憶力・吸収力に対するリスペクトを忘れないことも大事にしています。
子どもから知らない分野に対する知識を教えてもらえたり、自分が出来ないことも子どもは出来たりすることも多く、子どもたちに対しても一人の人としてリスペクトの気持ちを持っていたいと思います。
フルマオンラインの授業を通じて、動画編集の技術を学んでもらうのはもちろんですが、「がんばれた!できるようになった!成長した!」と子ども自身が感じられるような授業をこれからも心がけていきたいと思います。
フルマオンラインのTAパートナーへの応募を考えている人へ、メッセージをお願いします。
フルマオンラインのTAパートナーは子どもたちに日々授業をしつつも、同時に先生側もたくさんのことを学ぶことができるお仕事です。
また、授業内容や授業で使用する編集アプリに関する知識についての研修も手厚く、日々のサポートも充実しているため、安心して子どもと向き合える環境が整っています。
子どもが好き、動画編集が好きな方、ぜひご一緒に子どもたちのやりたい!を応援できたら嬉しいです!!
さいごに
いかがでしたか?
是非、オンライン上で小中学生に動画制作を1対1で教える「FULMA Online TAパートナー」として私たちと一緒に子どもたちに最高の授業を届けていきましょう!
興味のある方はぜひ、こちらから詳細をご覧ください!