【もし友達とのやりとりが夜遅くまで続いたら?】小学生のLINEのトラブル事例と対処法を紹介!
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最近では多くの小学生が自分用の携帯やタブレットを保有していると言われています。
そして、LINEなどのメッセージアプリを利用することで学校から帰っても友達と連絡を取り合うなど繋がっていることができるようになりました。
こうした変化は子どもたちにとってプラスの影響をもたらした反面、スマホ依存症やLINEなどが関係したいじめに繋がるなどマイナスな側面も持っています。
今日の記事では、LINEが原因で起こるトラブルに注目し、トラブルを防ぐ方法について考えていきます。
LINEとは?
LINEは、日本国内で8,900万人以上の人が利用していると言われているコミュニケーションアプリです。
国内外問わず無料でチャットやビデオ通話、音声通話などを楽しむことができます。
7割越え!?小学生のLINE利用率
東京都が実施した「家庭における青少年のスマートフォン等の利用等に関する調査」によると、小学校低学年の20%、小学校高学年の34%がスマートフォンを所有しているとされています。
また、スマートフォンを所有する小学生の約7割がLINEを利用していると回答しています。
このような調査からも、多くの小学生がスマートフォンを利用してLINEを利用していることが分かります。
参照:家庭における青少年のスマートフォン等の利用等に関する調査
【トラブル事例】過度な使用で遅刻や居眠りをするように
LINEで友達とやりとりをしていたら、話を終わらせるタイミングが分からずについ夜遅くまでやりとりを続けてしまった…
その結果、朝起きるのがつらくなって眠たくて授業に集中できず体調や成績に影響が出てしまうトラブルは全国各地で起きています。
勉強をしていても、ご飯を食べていても、通知が来るとどうしても気になってしまう人も多いでしょう。
では、LINEのやりとりを過度に続けたり、通知が気になりすぎたりすることを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
ルールを作ったら友達に伝えてトラブルを防ごう
LINEの使いすぎを防ぐ方法はズバリ、「ルールを作る」ことです。
ルールを作るときは、おうちの人だけで作るのではなくお子さんと一緒に話し合って決めることが大切です。一緒に話し合うことで、「自分で決めた」ルールになり、よりルールを守ることに意識が向くようになります。
そして、作ったルールはお友達にも伝えることが非常に大切です。
なぜなら、LINEの使い方に関するルールを事前に伝えることでお友達にも理解してもらうことができるからです。
例えば、「毎週月曜日の19時から20時は習い事があるから返信はしない」「LINEをするのは21時まで」と決めて、予めそれを伝えます。
そうすれば仮にその時間に返信が来なくても友達は、お家のルールで返信できないことが分かります。そのため、返信がなくても「嫌われたのではないか?」「仲間はずれにされているのではないか?」と心配をしないでいることができます。
そして、本人も返信ができなくても「おうちのルールだから返信ができなかったんだよ」と納得感のある理由を持つことができます。
このように、ルールを作ることは自分を守るだけでなく、相手との良好な関係を築くことにも繋がるのです。
最後に
いかがでしたか?
LINEのトラブルを防ぐためには、ルールを作って、それをお友達にも伝えることが大切だということがお分かりいただけたのではないかと思います。
携帯依存や友達間のトラブルを防ぐために、是非ご家庭でも実践してみてください!